『STAND UP!!』

〜『今』感じた事を言葉に〜

ひとりの時間の過ごし方

お題「ひとりの時間の過ごし方」

 

大学時代ってきっと誰もが時間を持て余す時期があると思うんだけど

自分の場合はかなり自由な時間があったので

大学1年で12単位しか取得出来ず…)

いろんな事をした。

 

今では当たり前の様に出来るかもしれないけど

一人カラオケも行ったし(当時は部屋を覗きにこられるくらい特異な行動だった、多分日本で初めて一人カラオケしたのは自分じゃないか…?)

映画も見たしラーメン屋も巡ったりした。

 

でもどれもこれも誰もがするよなぁと思ってた。

なんか違うことしたいなって。

 

みんなと同じ事をあまりしたくなかった。

その頃、三代目魚武濱田成夫さんの本を読んでいて強烈に影響受けていたんだと思う。

 

 

人生よ あなたは、まるでこの俺様の子分。 (角川文庫)

人生よ あなたは、まるでこの俺様の子分。 (角川文庫)

 

 

読んだことある?

この本に出会ったのは20歳超えていたけど

出来る事なら成人前に、高校生の間に読みたかったなと悔やんでる。

 

内容を簡単に言うと三代目魚武濱田成夫さんは

将来何がしたいか分からなかった。悩んでいた。

 

でも一つだけわかる事があった。

自伝が作られる様な人間になりたいって。

 

どうすれば有名になれるか考えた時に

奇抜な服に自分の名前やデザインを描いて

目立つために街を歩き回っていると

デザイナーに目をつけられ…  みたいな話。

 

 

今でこそ【個性】を前に前に出そう!って意欲を持った人達が多くなってきたけど

少し前はみんな前ならえだった。それが当たり前だった。

それが嫌だった。

 

ひとりの時間が出来た時に出来るだけ贅沢に時の流れを感じようと思ったけど

でもお金をがっつり稼いでいるわけではなくどうしようかなと悩んでいた。

 

お金はないけど時間はある。

当時付き合っていた子と初期投資として水族館の年間パスはあった。

 

完全にひとりの時間がある時、

しかも贅沢に時間を使いたい!って思っていた時に

 

『あ、ひとりで水族館行ってあえてイルカや魚を見ずに

         水槽の前で本を読みたい』

 

ってところに行きついた。

他のお客さんの邪魔にならない様に端っこでずっと本を読んでいる男。

 

自分では満足してたけど、

周りから見たら『魚みろよ!』って思われていただろうな…。

何なんや、あの人…気持ちわるっ  って思われてたかもしれない。

 

 

でも今となってはしておいて良かったことの一つになった。

完全に厨二病みたいだけど。

 

後悔するくらいなら

とりあえずやってみる!  反省はそのあと。